鐚の編集後記

鐚の編集後記

豆腐でいうところのおから 食塩でいうところのにがり

さんらいず!第1回のふりかえり

どうも、鐚です。

 

タイトル通り、ささらさんらいず!の第一回について喋っていきます。

 

 

と言っても、動画についてはそれほど語ることもないです。が、私にとってこの動画は処女作なわけでして、当然語りたいこともいっぱい出てくるのです。

そういうわけで、今回は動画制作時の話とゆうけぶり第一回との比較、次回以降の予定なんかを話していきます。

 

 

 

 〇そこそこの難産だった

もう最初のプロットは覚えていませんが、多分直前までは全く異なる内容にするつもりだったと思います。動画の内容はかなりばっこりかえた後の話で、あれでもかなりマシになった方です。記憶のかなたに葬りましたが、なかなかのもんでした。あの自分に甘い私が微塵も笑えなかったんですからよっぽどです。

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台本

 

確か、ささらさんが「自分が緊張してる」っていうのを理由に自己紹介をすっ飛ばす下りだったり、好きなゲームについてひたすら語った後にルドーの話題に入ったりするっていうものでした。

一応あらかた調声をし終えて編集前に最後のテストとして聞いてみるとまあびっくり。冗長の二文字がこれでもかというくらいフィットする謎の内容でした。なので台本を最初っから練り直すことに。この時よく折れなかったなって地味に思います。台本の練り直しって要は過去の自分を全否定しているわけですからね、よっぽど創作意欲にあふれてたんでしょうね。ただ、私の脳はそこまでクリエイティブではなかったみたいで、どういった構成にするかはそこから結構悩みました。まあ、お蔵入りにならなかっただけ良しとしたいです。

 

総じて、初動画にしては結構こだわった方だと思います。「最初だからそりゃこだわるだろ」って思う人もいるでしょうが、私は「自分が面白ければそれでいい」ってスタンスの投稿者なので。そのわりにはこだわったかなって話です。

一応、自分が作ったキャラ設定に書いてある行動原理に沿って見直したりしてたので、変な矛盾はなくなったかなぁと思います。そこはよかったな、と。

 

反対に、ゆうけぶり(夕方の番組)の第一回は、自分でも驚くほどにすらすらと台本だとか台詞回しが浮かんできて、最初にさんらいず!を作り始めたのに、動画として完成したのはゆうけぶりの方が先というよくわからない進捗状況でした。どちらも制作していて楽しかったのですが、ゆうけぶりは勢いに任して書いていたので、そのぶん投稿者である私自身のクソみたいな人格が無意識に顔を出してしまい、結果としてつづみさんの顔を汚してしまうということになりました。動画を作ってる時はある種の全能感にとらわれて、客観的に俯瞰できないんだなと、この二動画にはそこらへんの違いが如実に出ているなぁと思います。

 

今見返しても、調声に力を入れていると感じるのはさんらいず!の方ですし、労力を費やしたさんらいず!の方がコメントの感触も良かったんですよね。これはクリエイター冥利に尽きるというか、苦悶した甲斐があって、とてもうれしかったです。これからも薄闇の中で、できるだけ悩みながら作っていきたいところですね。

 

 

 

 

〇ラジオ動画という特殊さ

私はラジオ聴きなものですから、日常的にラジオに触れる生活を送っています。それゆえラジオに関する知識だとか構成というのはある程度心得ているつもりなのですが、だからこそわからなかった「ラジオ動画」という、普段聴いてるラジオとはちょっと違う性質というのも投稿したのを聴いていて見えてきました。

 

というのも、私にとってラジオというのは「生」のものなんです。もちろん収録のラジオもありますけど、ラジオ番組は比較的加工が少なくて、面白いところもグダグダのところも、そういうのをごちゃまぜに清濁問わないで電波にのっけることができるのがラジオの性質であり、魅力だと思っています。だから、多少の言い回しのミスや、ちょっとくどいセリフがあっても、「生でしゃべってるんだから」という理由であえて修正を加えていない箇所が本動画にはあります。(投稿してから気が付いたところもありますが)

 

ところが、いかにラジオが生のものであったとしても、それを動画としてアップロードしなければいけないわけです。作品として、と言えばいいのでしょうか、額縁に飾られた絵画として世に送り出すわけです。そうしたときに、私がラジオの魅力だと感じていたところがそのまま、動画の粗として目立ってしまっていました。

 

まあ実際には、そこに対して突っ込むようなコメントはなかったですが(おそらくCeVIOラジオを聴いている層というのは寛容というか、動画に対して従順な方が多いためだと思います)、自分自身聴いていて、意図的に残した拙さが思うように機能していないと感じました。まあ、もともと畑を異にする人間ですから、動画を出してからわかることというのもたくさんあると思います。月並みな言葉ですが、「次回以降につなげていけたらな」と思った次第です。 

 

 

〇さんらいず!次回以降についてのお話

まあ実際動画化するかはともかく、さんらいず!第一回の編集時点で話す内容というのはいくつかありますので、さんらいず!は5回ほどは内容のストックがあります。

 

ここらへんも詳しく話していきたいのですが、私のCeVIOラジオは「〈投稿者=局の人間(≠制作陣)〉で、昼と夕方と深夜の番組の3番組を運営している」という設定でやっておりますので、昼→夕方→深夜→昼…みたいな順番で作っていくことになります。

 

そのため、同番組の第一回と第二回の空白期間というのはメチャクチャに空きます。何せ3分間の調声に5時間を費やすような人間です。この動画ができるまでに1か月半以上かかってしまう人間です。色々とお察しください。

 

とはいえ、各シリーズとも同じくらいのストックはありますし、なんならさんらいずが一番最初にネタ切れしそうなくらいなので、当分は困るようなことはなさそうです。現段階で台本ができている分については動画を出したいなぁと思っています。

 

後は私のやる気次第ですが、これが高いのか低いのか、自分でもよくわかっていません。失踪するつもりは毛頭ないですが、学業や実生活を犠牲にしてまでやりたいというわけでもありません。周りの投稿者を見るに、私ってそんなにモチベは高くないんだろうなぁと感じています。みなさんすごいです。

 

あと私は、「半年に一本は上げていきたい」という小学生でも飛び越えられそうなハードルを設置しています。そういう意味ではもう今期の目標は達成しているのですが、理想としては「長期休みにドワーッと3本くらい仕上げられるようになりたいなぁ」と思ってます。それを定期的に小出しにして行けたらな、とか、獲ってもいないタヌキに夢を膨らませています。

 

 

 

〇最後に

有り難いことに広告なんかもいただきました。おそらく偉大なる先駆者やニッチな視聴者による「CeVIOラジオ投稿者だ!囲め!」的なあれでしょうが。

それはもう、めちゃくちゃ励みになりました。初めてうぽつをもらったときは手が震えました。いやぁ、うれしいものですね。コメントもあったかくて、手は震えるわ汗とまらないわで大変でした。私は普段コメントをしないのですが、ことラジオ動画に関してはたくさんコメントを落としていきたいなって思いました。

 

もちろん、コメントに迎合するために作っていくわけではありませんが、それでも好意的な声が聴けたらうれしいですし、そうじゃないコメントも今のところ悪意があるわけでもないですし、何より初学者の私にとっては作成時のヒントとなるようなものが多いです。ここまで書いてきて気づきましたが、なんてことはない、私も立派なコメント乞食ですね。はい、これからもじゃんじゃんコメントください。超嬉しいので。

 

 

まとめると、自分の「これが作りたい!!」という欲求には最大限従うけれど、否定的な反応が画面を埋め尽くさないくらいには反応も気にしつつ、一定の質を保ちつつで、そのくらいの距離間でやっていけたらなと思ってます。…なんというか、前回とほとんど言ってること同じですね。

とにかく、そんな感じで今後もぼちぼち上げていきますので、そのときは見ていってくれたらうれしいです。

 

それではまた。